【asahi.com より】
経済産業省は19日、米アップル製の携帯型デジタル音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)ナノ」の初代モデルで充電中に過熱・焼損事故が17件起き、2人が軽いやけどをしたと発表した。過熱したバッテリーから外に伝わる熱は最高200度程度になるといい、同社はそうした症状が生じたら修理に応じるとしている。
事故の恐れがあるのは、「ナノ」のうち「MA004J/A」「MA005J/A」「MA099J/A」「MA107J/A」の4機種。販売期間はいずれも06年9月までの1年間で、販売台数は計181万2千台。
経産省によると、これらのバッテリーは製造時に何らかの欠陥が発生し、充電と放電を繰り返すうちに最高で200度程度にまで過熱する恐れがあるという。
今月8日と1月10日に都内で起きた2つの事故では、過熱によって下に置いていた紙や畳が焦げた。このほか、05年9月〜今年1月に9都府県で計15件の同様の事故が起き、東京と神奈川で2人が軽いやけどをした。
同社は、欠陥が出た原因がわかっていないことや、高温になるものの発火はしていないことなどから、事故が起きた後で修理を受け付けるとしている。製品の欠陥による深刻な消費者被害が予想される場合、経産省は消費生活用製品安全法に基づき、危害防止命令を出してメーカーにリコールを命じることができる。そうでない場合は、リコールの判断はメーカーに任されている。
リコールを見送った判断について、アップル日本法人の広報部は「現時点ではコメントできない」としている。
iPodは01年に発売され、「ミニ」「シャッフル」などシリーズ製品の世界での販売台数は、今年6月時点で1億5千万台を超える。
ウチのが MA004J/A だった。該当してるやん… 大丈夫やんね、アップルさん?
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